2024年02月15日 19:52

パナソニックコネクト、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は、高見沢サイバネティックスと共同開発したウォークスルー型の顔認証改札機が、羽田空港第2ターミナルで実施されている、旅客の利便性向上と水際対策の更なる効率化を目指す実証実験の日本人帰国手続き用ゲートとして採用。1月31日より実証実験の運用が開始された。

財務省税関と出入国在留管理庁(入管)では、昨今の訪日外国人旅行者数の増加に伴い、旅客の利便性向上と水際対策の更なる効率化を実現するため、スムーズな入国審査・税関申告を目指す実証実験を1月31日から羽田空港第2ターミナルにおいて開始されている。

パナソニックコネクトは2017年10月に出入国在留管理庁に「顔認証ゲート」を採用され、現在では全国7か所の空港(羽田、成田、中部、関西、福岡、新千歳、那覇)で計209式が導入され、日本人の出帰国手続きや外国人の出国手続きの審査のスムーズ化に貢献してきた。

このたび採用されたウォークスルー型の顔認証改札機は、一連の実証実験の内「日本人の帰国手続き」において、事前に旅券情報・顔写真などの提供を済ませた旅客が本顔認証改札機を通ることで、ウォークスルーで手ぶら、ストレスフリーな帰国手続きを実現するものとなる。

今後も全国の空港で行われる出入国手続の円滑かつ厳格な運用に貢献していく。