2024年02月05日 16:17

カーディナルヘルスは、末梢ルート用カテーテル「Argyle(TM) Fukuroi Midline カテーテル」を、全国の医療機関に向けて販売開始した。

静岡県袋井市にある国内拠点おいて開発・製造されたこの「Argyle(TM) Fukuroi Midline カテーテル」は末梢静脈、いわゆる末梢ルートから栄養や治療に必要な薬剤を投与するためのカテーテル。上腕の静脈から挿入し、カテーテルの先端を腋窩静脈付近に留置する。ミッドラインカテーテルはPICC(末梢静脈挿入式中心静脈用カテーテル)に比べ、血流感染等の合併症の発生率が少ないと言われている。静脈留置針に比べ長期間の留置が可能なことから、米国では末梢ルートの選択肢の1つとして広く使用されている。

本製品は、外傷や肥満、浮腫などで末梢ルート確保が困難な場合のルート確保時の選択肢として、また造影剤高圧注入や頻回採血等、治療方針に沿った末梢ルート確保の選択肢になることが期待できる。

カーディナルヘルスは、世界中でヘルスケアサービスを提供するカーディナルヘルスの日本法人。1973年の設立以来、50年にわたり静岡県袋井市にある袋井R&Dセンター、袋井工場において日本の医療ニーズに沿った製品を開発・製造。日本の医療現場に提供してきた。詳しくはこちら