2024年01月26日 15:29

法律関連出版物、各種データベースを提供する第一法規が、「判例INDEX ハラスメント事例―種類別に見る裁判所の判断―」を、1月25日に発売した。

近年ハラスメントは、リモートワーク下での事例やセクシャルマイノリティに関連する問題等、多様化が進んでいる。「パワハラ」「セクハラ」の他に「マタニティハラスメント」「アカデミックハラスメント」が挙げられる。また弁護士としてクライアントから相談を受け、事案に類似する判例調査をする際に「人間関係が複雑で、判例を読み込むのに時間がかかる」「ハラスメントといっても様々で、絞り込んでいくのが手間」という課題も。

本書は判決文を読まずに、各判例にあらわれる算定額などの情報を瞬時に把握できる「判例INDEX」シリーズ最新刊。数ある判例のなかからハラスメントが争点となった重要判例を厳選。ハラスメントの種類別に収録しているので欲しい情報にすぐにアクセスでき、判例検索の時短を実現する。ハラスメント事件における慰謝料算定額や判決要旨も簡潔に整理しており、判決文を読むことなく、慰謝料認定額とその判決要旨をすぐに確認することができる。

「パワーハラスメント」「セクシャルハラスメント」等の種類別に収録。判例検索データベース「D1-Law.com判例体系」とも連動している。定価3740円(税込)。詳しくはこちら