2024年01月25日 12:39

クオーレが運営する買取専門店ウリエルは、「動物の毛皮を用いたリアルファー」についてアンケート調査を実施した。
動物の毛皮を用いたリアルファーは、高い保温性や手触りのよさから長い間多くの人々に親しまれてきた。しかし、動物愛護の観点などからリアルファー反対運動が盛んになり、現在その規模は縮小傾向にある。そこで同店では、リアルファーのメリット・デメリットについてアンケート調査を実施した。
調査ではまず、実際の動物を用いた毛皮をリアルファー、自然の毛皮に似せて作った模造のものをフェイクファーとして、現状もし購入するならどちらがよいかを尋ねた。その結果、購入するならフェイクファーという人が全体の約7割となり、リアルファー派を上回った。フェイクファーを選んだ理由として、価格の安さとリアルファーに比べて手入れがしやすいことを理由に挙げている人が多い。特に、本物か本物に似せて作られた物であるかをそこまで気にしていない人は、フェイクファーを選ぶ人が多かった。また、動物愛護の観点でリアルファーを購入しないという意見も多かった。
一方で、リアルファーのほうが魅力的であると考えている人も一定数いる。リアルファーのメリットについては、「手触りのよさ」が一番多くの票数を集め、次いで、「高級感」「保温性」となっている。またリアルファーのデメリットについては、「動物を犠牲にしている」が一番多くの票数を集める結果となった。