2023年12月21日 09:43

愛知県半田市とマーケットエンタープライズは、12月20日より、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートする。

半田市では、これまで、民間事業者との連携によるリユース事業の取組を行なうなど、リユース促進に向け、積極的に取組んできた。しかしながら、ごみとして処分されたものの中には、まだ使用できるような良い状態のものが含まれていた。今回、マーケットエンタープライズが働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォーム「おいくら」を用いた今回の取組が実現した。不要品を売りたい人が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。

半田市では、1点につき2200円の手数料で粗大ごみの戸別収集を行なっているが、大型や重量のあるものでも、原則、自宅の外へ不要品を運び出す必要があった。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになる。加えて、まだ利用できるものであれば、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も対象で、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となる。

12月20日15時より、半田市ホームページ内に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能となる。

半田市ホームページ