2023年12月11日 16:11

中部国際空港はさんぷる工房と連携し、12月8日より、第1ターミナル2階国内線手荷物受取場ターンテーブルにて、空港限定デザインの食品サンプルを常設展示している。展示する食品サンプルは、さんぷる工房が中部国際空港セントレアのためだけに製作したもの。
サンプルは有名店の料理そのものではなく、名古屋を代表するもので、かつ中部国際空港セントレアで食べることができるものを選定・製作した。お寿司のサンプルは、さんぷる工房でも外国人が必ず購入するものであり、人気のため選定・製作。お寿司になる前の魚の状態も楽しんでもらえるよう、マグロの頭やサーモン、ハマチなどを盛り合わせている。
通常の食品サンプルではマグロの頭のような巨大なものは製作しないため、材料も軽めのウレタン樹脂を使用。また、マグロの頭などのサンプルは本物を用意しないと作成できないため、知り合いのお寿司屋に頼み、魚を仕入れてからサンプルの型の作成を行った。さらに今回は、ターンテーブルという動く場所に設置するため、転倒しないよう台座を作成・固定。食品サンプルを作るのは得意だが、土台を作成したのは初めてのため、苦労したという。
この展示がきっかけとなり、愛知県内外の利用者が岐阜県郡上八幡に足を運んでくれることや、セントレアをはじめ、各地で提供される「名古屋めし」を楽しみ、旅の思い出となることを期待している。