2023年12月04日 12:56

「a」が運営する英語教育メディア「こども英語LABO」は、「左利き用のアルファベットなぞり書きワーク」の無料ダウンロードをスタートした。
日本人の約10%は左利きであると言われている。学校30人のクラスであれば2~3人は左利きがいるという計算だが、多くの教科書やワークは、右利き用に作られている。横書きで何かを練習する場合は「左側にお手本・右側に練習」というのが一般的な配置だが、その場合、左利きの子どもは文字を書く自分の手でお手本が隠れてしまう。右利きの子どもと比べて不便なはずだが、本人はそれが当たり前なので不便さに気づけていないことも多い。「左利きってけっこう多いのに、あまり配慮されていないよな」と考えたのがこのワークの制作を考えたきっかけだ。
「こども英語LABO」に新しく追加された左利き用ワークは、お手本が右側に配置されているため、左利きでもお手本をしっかり見てアルファベットの練習ができる。フォントにはモリサワのユニバーサルデザインフォントを採用。中段やや広め(5:6:5)の罫線がベースで、ハンドライティングに近い形の文字デザインとなっていて、幼児や小学生、文字が苦手な子どもでも読み書きしやすいフォントだ。「こども英語LABO」では、今後も「みんなが使える楽しい英語ワーク」を目指して、無料ダウンロード教材の制作を進めていく。