2023年11月15日 16:12

CAN EATは、日本橋・八重洲エリアにおいて飲食店のアレルギー情報などを検索できる「CAN EAT MAP」のβ版をリリースした。

食物アレルギーがある人は増加傾向にあり、2022年度には国内人口の約15.8%にのぼった。また、ベジタリアンやヴィーガンといった食事嗜好を持つ人や、ハラルなど宗教上の理由で食べられないものがある人も増加。約3分の1の人に何らかの食事制限があるといわれる「食の多様化の時代」が到来している。

こうした食事制限のある人々が特に苦労するシーンのひとつが、外食時の店選びやメニュー選び。食べられるものを手軽に探す手段がないため、街の個人店などを利用するハードルが高く、ファミリーレストランなど、事前にメニュー情報を把握しやすい大手チェーンに頼らざるを得ない。

そこでCAN EATは、自分にぴったり合った外食メニューをWeb上で簡単に探せる「CAN EAT MAP」のβ版をリリースした。自由に条件を設定して街・エリア単位で横断的に検索をかけることで、効率的にメニュー情報を把握し、安心して食事を楽しめる。検索対象には、アレルギー表示が義務化または推奨されている特定原材料等28品目のほか、「動物性」「アルコール」など28品目以外の食品や総称も含まれる。

三井不動産協力の下、第一弾として日本橋・八重洲エリアで外食のアレルギー等の情報を簡単に検索できる仕組みの提供をスタートする。