2023年11月02日 15:32

国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」は、ブックオフコーポレーションとともにパレスチナ・ガザのための寄付キャンペーンをスタートした。
JVCは1992年からパレスチナで支援活動を開始し、ガザ地区では2002年から、現地NGOとともに子どもの栄養改善事業をおこなってきた。昨今の人道危機を受け、ブックオフコーポレーションが提供している宅配買取寄付サービス「キモチと。」を通じ、ガザ地区に住む人々を支援できる寄付キャンペーンを立ち上げた。
「キモチと。」は、本やゲームをはじめとした様々なモノの買取金額が支援(寄付)となるサービス。JVCには特にコロナ禍以降、「困っている海外の人の支援に役立ててほしい」と、不要品による物品支援が多く集まるようになった。自宅で過ごす時間が増える中、自宅から海外の支援活動を支えることができる点が、「SDGs」の普及も相まって人々の助け合いの機運の高まりに繋がっている。
本キャンペーンで集まった物品はブックオフが買取り、その査定額がJVCのパレスチナ・ガザ緊急支援プログラムへの寄付となる。JVCはパレスチナ・エルサレムに駐在する2名の日本人職員を中心に、現地で活動し続けてきたネットワークを生かして、過去に支援実績のある病院への医療物資支援などを実施予定。
キャンペーン期間は11月1日~終了未定。収集対象は、自宅に眠っている古本、CD、DVD、貴金属類など。指定日に無料で集荷する。詳しくはこちら。