2023年10月12日 09:00

神奈川県綾瀬市とマーケットエンタープライズは、10月11日より、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートする。
綾瀬市では、毎年10月の「3R推進月間」に実施するリユースの啓発活動や、粗大ごみや無価物として回収された家具・食器などの中から使用可能なものを販売する「ツカエルフェア」など、リユースを重要課題と捉え、精力的に取組んできた。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開している。今回の取組は、マーケットエンタープライズが働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため実現した。
綾瀬市では、粗大ごみを市民が自ら自宅の外へ運び出す必要があるが、非常に大きな家具などは「市で運び出しをして欲しい」などの声が寄せられ、大型や重量のある不要品の搬出策について議論が交わされていた。マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォーム「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになる。加えて、まだ利用できるものであれば、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も対象で、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となる。なお、市民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、綾瀬市の費用負担もない。
10月11日15時より、綾瀬市ホームページ内に「おいくら」の情報を掲載。