2023年10月03日 09:54

東京都小平市とマーケットエンタープライズは、10月2日より、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートする。

小平市では、戸別収集による粗大ごみの収集を行なっており、原則、市民が道路に面した自宅の敷地内まで運び出す必要がある。通常は、申し込みの翌日から4営業日以内での収集が行なわれているが、長期連休や年度末には、自宅の整理や転勤に伴う引越しなどで、粗大ごみの受付が増える傾向にあり、通常よりも処分に時間がかかるケースがあった。「おいくら」は、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォーム。不要品を売りたい人が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。

今回の連携により「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、小平市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指す。「おいくら」は、希望すれば、自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型で重量のあるものでも、売却が容易にできるようになる。加えて、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となる。さらに小平市が回収を行なっていないテレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電リサイクル法対象の製品も、まだ活用できるものであれば、売却が可能。なお、市民の「おいくら」サービス利用に関する費用負担はもちろん、小平市の費用負担もない。

10月2日より、小平市ホームページ内に「おいくら」の情報を掲載。

小平市ホームページ