国際自然環境アウトドア専門学校は、7月4日～7日にかけて、The COURTが新たに手掛けるEN RESORT Grandeco Hotelと周辺の自然フィールドの視察および資源調査を行い、アウトドアを学ぶ学生ならではの視点で検討した新たなコンセプトや体験価値についてプレゼンテーションを実施した。

本産学連携事業は、同校のアウトドアプロインストラクター学科（2年制）2年生の実践的授業として、４月よりホテルの運営に入った同社の全面的な協力の下実現した。同社とは、昨年秋から、今後のリゾートの在り方や学生の就職先に関する情報交換からスタートし、自然と人が共生する時代を見据えた世界のトップマウンテンリゾート構想に共感が得られたことから本格的な連携が実現した。

本事業は、「プログラム企画実践」という実習科目として行われ、学生たちは4月からの半期をかけてこの実践の為に、アウトドア市場・企業の動向や考察、アドベンチャートラベルの有識者によるオンライン講義、ネイチャーポジティブやヘルスケア・ワンヘルスなど、最新の社会動向を押さえた上で自分たちの世界観、自然観、人間観をアップデートしてきた。

そして、現地にてフィールド調査、アクティビティ調査、ホテル運営スタッフへのヒアリングを通して、日本における「世界のトップマウンテンリゾートとは？」という問いに向き合い、総支配人をはじめとした各部署の責任者の人々に向けた最終プレゼンに臨んだ。最終プレゼン終了後の意見交換会では、40分の活発な意見交換が行われた。