2023年05月16日 15:51

東京ステーションホテルは、宿泊時に生じるCO2排出を実質ゼロにする「CO2ゼロSTAY」を、6月1日より公式Webサイトからの予約全室に適用する。

東京ステーションホテルは、1915年、東京駅の中に客室数56室、宴会場を備えたヨーロッパスタイルのホテルとして開業。ホテルが位置する東京駅丸の内駅舎の保存・復原事業に伴い2006年に休館。約6年半の時を経て全施設を改装し、2012年に再開業。ヨーロピアンクラシックを基調とした150の客室、10のレストラン&バー、フィットネス&スパ、宴会場など、都市型ホテルとしての機能を備え、「Classic Luxury 時代を超えて愛される、上質なひととき」をコンセプトに顧客の心に寄り添い共感するおもてなしを目指している。

「CO2ゼロSTAY」では、カーボン・オフセットの仕組みを利用し、宿泊で生じるCO2排出量を算定・可視化、その相当分を投資することで、顧客が地球温暖化防止活動へ参加する機会を提供する。カーボン・オフセットとは、自ら工夫して行うCO2排出量の削減を前提に、削減が難しい場合はCO2をほかの場所で吸収、削減してもらうことで埋め合わせる仕組みだ。今回の取り組みでは、JTBコミュニケーションデザインが提供する環境配慮型宿泊プラン「CO2ゼロSTAY」を通じて、宿泊で発生するCO2の排出相当分を、削減活動へ投資することで、実質ゼロに相殺するスキームとなっている。これにかかる費用はホテルが全額負担し、顧客は滞在するだけで森林保全活動や再生可能エネルギーの拡大に協力することができる。

提供開始日は6月1日。

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