2023年04月18日 12:54

AIチャットボット「HiTTO」に、ChatGPT連携による質問パターン作成補助機能(β版)が追加された。これにより、運用の手間と工数削減を実現する。

「HiTTO」は、仕事のナレッジを体系化することで、社内の業務効率化に貢献し、新しいコミュニケーションを創り出すチャットボット。バックオフィス部門を中心に採用されており、人事・労務・総務やITシステムなどに定型的な質問を担当者の代わりに対応することで、対応工数の削減に貢献する。

一方、ChatGPTとは、Open AI社が開発した、オリジナルのテキストを生成することができる人工知能ツール。今後、「質問パターン作成補助機能」を利用すると、入力した質問パターンを元に、質問パターンの候補を自動作成することができるようになる。そのため、回答精度を向上させるために重要な要素となる質問パターンを、簡単に拡充することが可能になる。

従来は、個社独自の質問・回答を登録・利用する場合、運用担当者自身で、想定されうる質問パターンを手動で入力する必要があった。しかし、本機能を利用することにより、運用の手間と工数を大幅に減らすことができる。質問者からの様々な聞き方のバリエーションを質問パターンに登録しておくことで、ユーザーの質問時に回答が表示されやすくなり、質問者側の利用満足度向上にもつながる。