東急レクリエーションは、4月14日に開業を予定している「東急歌舞伎町タワー」内に「109シネマズプレミアム新宿」をオープンする。館内には、「ゆったりと時を過ごし、音を嗜む――」そんな至福の時間を彩るアート作品が、各所に飾られている。

新宿の「記録、記憶」、シネマならではの「音、時/刻」が混ざりあうことで生まれる新しいアートは、大切な人と過ごす時間をより豊かなものにしてくれる。アート作品は全作品、「109シネマズプレミアム新宿」の為に作成された新作。映画の鑑賞と合わせてアート作品を楽しめる。

「109シネマズプレミアム新宿」アート作品は、「椛田ちひろ」さんの「観測」。設置場所は9階メインラウンジ。ホテルのラウンジのような雰囲気の中にも、歌舞伎町の街の風景から感じられる「混沌/カオス」をアート化した作品を展開。「音」「時」のコンセプトからイメージされる、厚く重なっていくイメージを黒色ボールペンのみで表現した。

「Ai ceramic style井上藍」さんの「彼方の面影」。設置場所は10階メインラウンジ。新宿の地場産業である「染物」を取り入れた、染色家・井上藍さんの作品。歌川広重の浮世絵にもあるような着物の反物を干している風景から着想を得て、見る者が染物の街として知られた新宿の土地の記憶にささやかにアクセスできるような胸板レリーフを展開する。

ほか、竹中美幸さんの「ミラノ座の記憶」、「都市のさざめき2023」、「椋本真理子」さんの「purple curtain」、「井崎聖子」さんの「red carpet」など。