2023年03月06日 15:39

アイモバイルが運営するふるさと納税サイト「ふるなび」が、徳島県佐那河内村(さなごうちそん)の、大川原高原再整備を目的としたクラウドファンディングプロジェクトへの寄附受付を開始した。
佐那河内村は、徳島県の北東に位置する県内唯一の村で、徳島市に隣接し市内から16km、車で走ること20分の歴史ある自然豊かな村。大川原高原にある風車や府能地区の小水力発電施設など、持続可能な地域づくりを目指している。太陽の光をいっぱいに浴びて育ったすだちは爽やかな香りとスッキリとした酸味で、完熟ミカンは冬の味覚の代名詞として大人気の返礼品。大川原高原には約3万本の紫陽花が植えられており、7月上旬からの1カ月間は、県内外から多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっている。
しかし、ほとんどの観光客は紫陽花の時期に集中しており、一年を通じて訪れる観光客はまばら。そこで「つくる高原プロジェクト」を通して、大川原高原の自然や景観を残しつつ、魅力的な場所にしていくことで、佐那河内村を好きになった人や地元の人が何度も訪れ、ゆっくり滞在できるスポットづくりに取り組む。
今後、「つくる」をコンセプトに、広い大川原高原に「食べる場をつくる」「星などの学び場をつくる」「眺める場をつくる」など、美しい高原を少しずつつくっていく。それにより様々な滞在の仕組みが生まれ、佐那河内村ならではの滞在観光がつくられていくことを目指す。プロジェクトはこちら。