2023年01月10日 19:40

アイシンは、「第9回ものづくり日本大賞」において、内閣総理大臣賞と経済産業大臣賞を受賞した。「ものづくり日本大賞」は、経済産業省が主催し、国土交通省、厚生労働省、文部科学省と連携して、ものづくりの第一線で活躍する人々を表彰する制度。

10月4日~7日、ドイツ・シュトゥットガルトにおいて第46回技能五輪国際大会(特別開催)が行われ、瀬木竜さん・袖山玲さんがメカトロニクス職種・日本代表として出場した。メカトロニクス職種では、大会当日に初めて指示される仕様に沿って、自動生産設備の組立、調整、プログラミング、保守までを行う。仕様通りかつ信頼性の高い設備を、2人で協力して作り上げる競技となっている。2人は同大会にて金メダルを獲得。その成績により、ものづくりの将来を担う高度な技術・技能者として認められ、このたびの受賞につながった。

また、経済産業大臣賞については、品質・生産性に優れた革新アルミダイカスト工場が評価された。アルミダイカストの生産技術において革新的な工法を複数導入し、工程のサイクルタイムを28%短縮、品質不具合2分の1、CO2排出量40%低減を実現。社会のカーボンニュートラルや製品の品質・生産性に大きく貢献する本取り組みが高く評価され、受賞につながった。

アイシンはこれからも、環境や社会をより良いものにする技術開発を促進し、経営理念である「移動に感動を、未来に笑顔を」を実現していく。