2023年01月05日 19:00

サンワカンパニーは、1月5日、素焼きのような素朴な風合いを活かしながらも、モダンなデザインで現代の建築空間に調和する洗面ボウル「シガラキコンクリ」を発売する。
近年、日本ではインバウンド誘致により、都市部を中心としたホテルの建設ラッシュが進んでおり、上質なホスピタリティや贅沢な非日常空間を演出できる製品が求められている。その中で同社は、洗面ボウルにおいても海外デザインにはない質感や素材にこだわり、モノとしてのスペックを徹底的に追及するべく、信楽焼の窯元と共同研究開発。このたび、美しき信楽工芸品のプロダクト「シガラキコンクリ」を完成させた。
本製品は、信楽焼の伝統工芸品を、素焼き風の質感でセメント・モルタル風のデザインにリデザイン。熟練された匠の技でこそ生み出せる陶器としては薄いエッジにより、現代の建築空間に調和するモダンな印象を高めた。内側の曲面は、底面中央に向かってわずかに傾斜をつけ、なめらかに仕上げることで水の溜まりを防ぐ。表面のざらつき、釉薬(ゆうやく)のまだら、形状、つや消しの質感などには一つひとつ個体差があり、日本の素晴らしい手仕事の大切さを伝える。
コンクリートの打ちっぱなし建築や、モダンインテリアにフィットする、メイドインジャパンならではの質感が表現された逸品。販売価格は2万2800円(税込) /台 ~。カラーはモルタル、スミモルタル、インディゴブルー。商品ページはこちら。