2022年12月19日 12:43

小豆島ヘルシーランドが運営する妖怪美術館は、12月15日、「第6回妖怪造形大賞」の作品応募受付をスタートした。

妖怪美術館は、香川県・小豆島の迷路のまちで800体をこえる妖怪造形作品を展示する美術館。まちの中に点在する4つの古民家をスマホガイドアプリを使いながらめぐる。妖怪の起源から現代の妖怪まで「妖怪造形大賞」に応募された800体を超える作品を展示・保管している。館長は小豆島生まれの妖怪画家・柳生忠平さんが勤める。

「第6回妖怪造形大賞」は、「妖怪」をテーマに自由に発想した創作の立体造形作品を募集。当該期間に応募された全作品は妖怪美術館3号館にて収蔵し、2023年3月には審査発表会で優秀作品を選出し発表する。「妖怪造形大賞」は妖怪の造形物のコンテストだが、造形や妖怪に限らず、アニメやゲームの第一線で活躍する人々が審査員をつとめる。これは、クールジャパンと呼ばれるアニメ、漫画、フィギュアなどの日本の文化の根底に、全てのものに魂が宿ると考えるアニミズム的な考え方があり、その延長線上に妖怪文化もあると考ているから。最大のミッションは「もったいない(=MOTTAINAI)のように「妖怪(=YOKAI)」を平和につながる寛容な精神性を象徴する「世界語」にすること。妖怪美術館の800体を超える現代の人々が創造した妖怪造形作品郡を鑑賞することで、現代の人々にも、今なお息づく妖怪的なもの、妖怪文化を通して、平和に繋がる寛容な精神性を世界に向けて発信していきたいと思っている。

作品応募受付期間は12月15日~2023年1月14日。

詳しくはこちら