2022年12月06日 12:09

都インキとダイトクコーポレーションは、共同で廃材とリユースインクを利用したリサイクルらくがき帳「ばななノート ブラック」を発売する。
印刷用インクメーカーの都インキとチラシ印刷を専門に手掛けるダイトクコーポレーションが開発した「ばななノート ブラック」は、2014年にいしかわエコデザイン賞(特別賞/資源循環賞)を受賞し、石川県のエコ・リサイクル製品にも認定されている「ばななノート」をよりエコなノートへとブラッシュアップした製品だ。
2人の子どもを持つ女性社員のアイデアをもとに、今まで廃棄されていた試し刷りの際に出る色のついた更紙と、製本テープの端材、アルミ製品の緩衝材に使われていたボール紙を利用して作られた「ばななノート」だが、SDGsに積極的に取り組む都インキの呼びかけにより、さらに環境に優しい製品づくりを目指して新製品を開発。従来の「ばななノート」をベースに、廃インクを資源とするサステナブルブラックインクを用いた「ばななノート ブラック」が誕生した。「ばななノート ブラック」はB4判、B5判の2サイズ展開。針金を使わず、揃えた紙の「のど」部分を糊付けで製本しているため、一枚ずつピリピリ破って使用することができる。お絵描きをしたり、手紙を書いたり、紙飛行機をつくったり、切り紙をしたり、使い方は自由。色々な用途で使えるノートブックだ。