2022年12月05日 12:04

オリンパスは、同社のイノベーションの歴史を継続するための取り組みの一環として、医療機器・診断・デジタルヘルスのスタートアップ企業を支援する非営利団体MedTech Innovator Asia Pacific協力のもと、アクセラレーションプログラム「Olympus Asia Pacific Innovation Program」を12月5日より開始する。
同プログラムでは、オリンパスが医療機器分野において低侵襲治療や病変の検出・診断・治療に貢献する革新的な技術をもつスタートアップ企業を対象に、2023年5月〜9月にかけて、対面式やバーチャルでピッチイベントを2回行う。最優秀賞受賞者には、オリンパスによるメンターシッププログラムと、賞金7万5000米ドルが授与される。同社は、同プログラムを通じ、診療水準を向上させるための次世代の革新的ソリューションを支援することを目指す。
同社は、企業理念「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」のもと、患者の診療水準向上を目指し、罹患数の多い上位5つのがんのうち、4つのがん(肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん)の治療をはじめとする100の疾患に対するさまざまな製品・ソリューションを提供してきた。オリンパスは、新しい技術、特にデジタルソリューションの出現が患者の治療のパラダイムに大きな変化を与えると考える。患者一人ひとりに適したソリューションを構築し、一連の診療プロセスの各過程を最適化することで、患者のアウトカム向上に貢献していく。