2022年10月24日 15:00

株式会社「笑下村塾」は、今年度より群馬県とタッグを組み、お笑い芸人さんが行う主権者教育の出張授業(「笑える!政治教育ショー」)をスタートした。

「笑下村塾」とは、お笑い芸人が政治やSDGs、コミュニケーション力などを学ぶ企業研修や出前授業を、全国で展開中。若者へ向けた社会問題の発信にも力を入れており、2019年の参院選の際に制作した「若者よ、選挙にいくな」という投票啓発動画はツイッターで約400万回再生された。現在まで52校へ授業を届けてきたが、7月の参院選では県内の18歳投票率が前回に比べ8%以上上昇するなど、嬉しい結果も。

授業では、学生に「社会は自分の手で変えられる」と少しでも感じてもらうため、社会は変えられることを伝え、生徒1人ひとりが変えたい社会課題について考える場を設けている。今回、出張授業を通して「社会を変えたい」と声をあげてくれた多くの学生の声を無駄にせず、次のステップに繋げるため、山本知事と学生が直接意見を交換する場を設けた。11月20日、群馬県の高校生が自身の抱いている社会の問題について、山本一太知事に直接提言。知事を交え、意見交換する。

若者の社会参画を押し進めるためには、若者が「社会は変えられる」と感じ、実際に社会を変える体験を積み重ねていくことが一番大切。この提言会をきっかけに、若者と行政が繋がり、実際の社会課題解決に向けた議論へ展開することを期待している。