2022年10月17日 19:22

相合家具製作所は、プロトタイプ展示「突然変椅子 さて、どう使う?展」を、FabCafe Tokyoにて、10月25日~11月6日に開催する。同社は、椅子は心と心を結ぶコミュニケーターであると考え、椅子が演出してくれる「出会い」と「会話」のある生活を「meetalk」という言葉で表現している。今回、この言葉を起点とし、家具と人の新しいコミュニケーションの模索をはじめた。

椅子は、4本の脚にアーム、骨格や外皮を持つ。そして、複雑な造形を可能にするモールドウレタン技術により、力強さと有機的な曲線美が表現された相合家具製作所の椅子からは、ときにおどろくほどの生命感を感じられる。「椅子を生物のように捉えたら、わたしたちのコミュニケーションはどう変わるだろうか」。そんな問いから、生まれたばかりの2つの椅子の試作たち。来場者にふれあってもらうことで、よりよく進化することを目的とした展示会となっている。

また、身体を支える骨盤をモチーフとしながら、柔らかさを感じさせる有機的なフォルムのVIST。しなやかな女性の髪をモチーフに、艶めいた雰囲気の中に凛とした気品を感じさせるFLUTTER。生物性を感じさせる「VIST・FLUTTER」の展示を合わせて行う。QRコードを読み込み、質問に答えると、コーヒー割引チケットと引き換えすることが可能。