2022年07月13日 12:49

atmaは、今まで病院側も患者側も面倒だった保険証の確認作業を全てオンラインで対応できるサービス「ほけあぷ」をリリースした。
新型コロナウイルスの流行により、患者が直接病院に行くことなくオンライン診療や電話診療を受けるケースが増加している。しかしこのような場合においても月1回の保険証の提示は必要で、患者はわざわざ病院に保険証を持参したり、保険証のコピーを郵送したり、またはFAXを送信したり、面倒な作業を強いられている。また、病院側も「月またぎ」の保険証の事務手続きを避けるために、月内に保険証を持参してもらうよう患者に電話連絡したり、小さなタスクが少なくない。そこで患者もスマホで簡単に保険証を送信でき、病院側の事務作業負担も軽減できるサービスを開発した。
「ほけあぷ」は、患者が撮影した保険証を確認し、病院に必要な事務手続きを行えばあっという間に作業完了。使い方も簡単で、病院のホームページに患者専用のURLを貼りつけたり、携帯電話にURLを送信するだけ。同システムならログインするだけで、医師・看護師・スタッフの全員が患者からの情報を抜け漏れなく確認することができる。また患者の大事な個人情報は、受信日から30日間で完全自動(手動も可)削除されるので、個人情報の削除忘れの心配もない。既存の電子カルテや基幹システムとの連携も可能。さらに「ほけあぷ」を基軸とした、診察アプリ、予約システムの開発など院内オールICT化も可能だ。
料金は月額1万9800円(税込)。