2022年06月15日 15:00

あすなろ舎では、福井県越前市で1500年程前から作られている「越前和紙」を使った「ハローキティの御朱印帳」を発売中。
「越前和紙」は、岐阜県の美濃和紙、高知県の土佐和紙とならび、日本三大和紙に数えられている。日本でも一番古く、その生成(きなり)色の美しさと丈夫さで「紙の王様」とも呼ばれている。1500年もの前から国史等中央政府の重要書類を支え、お札や文学作品、浮世絵等のキャンパスにも使われてきた。昨今では、抗菌消臭の効果が認められ、宇宙滞在用被服の素材にも採用された。
若越印刷は、その長い歴史の中で受け継がれてきた紙すきの技法「二層漉き透かし技」で、サンリオの大人気キャラクター「ハローキティ」を透かし柄で表現した越前和紙を制作。紙を光にかざすと、ハローキティの顔とリボンが浮き上がって見える。製本職人の手仕事による綴じ加工で仕上げられ、表紙には色鮮やかな友禅柄仕立てのハローキティがデザインされた「大人かわいい」商品が誕生した。
御朱印帳としての使用はもちろん、スタンプ帳やスケッチブック、スクラップブックや芳名帳などマルチに使える蛇腹折りの和紙ノート。サイズは約16cm×11.3cmと文庫本ほどの大きさなので、バッグにも入れやすく、持ち歩きにも便利。また、御朱印帳がバッグの中などで開かないように、信州・飯田市の伝統工芸である「飯田水引」を用いたゴム留めが付いており、ハローキティのリボンをイメージしてデザインされている。価格2420円(税込)、全9柄。