2022年06月14日 12:20

株式会社「チカク」は、徳島県 Society5.0 推進事業の一環として、高齢者の見守りサービスの実証実験を、10月より本格的に開始する。それに伴い、本実証実験に参加できる10世帯を募集する。本実証実験は、徳島県東みよし町、東みよし町社会福祉協議会、セコムの協力のもと、「まごチャンネル with SECOM」を活用して行われるもの。

「まごチャンネル with SECOM」は、セコムとチカクが協働して開発した「たのしい、みまもり。」がコンセプトの高齢者向け見守りサービス。チカクの「まごチャンネル」を通じて、家族がスマートフォンアプリで撮影した動画や写真を、実家のテレビで楽しむことができる。また、家族側では「まごチャンネル」本体に接続したセコムの環境センサーからの情報をもとに、「みまもりアンテナ」アプリを使い、離れて暮らす実家の起床や就寝、室内の温湿度の確認や熱中症危険度のお知らせを受け取ることが可能。

今回の実証実験では、高齢者宅に「まごチャンネル with SECOM」を設置。家族から動画や写真を送ることによる家族間のコミュニケーションを図り、環境センサーからの情報による自助意識の強化を目指す。

また、行政等からも高齢者宅の「まごチャンネル with SECOM」に地域・介護・防災情報を配信し、その視聴履歴を確認。一定期間、その視聴履歴ならびに起床・就寝通知を確認できない場合には、東みよし町社協が直接、安否確認を行う体制構築を目指していく。