2022年06月13日 19:31

デバイスエージェンシーは、エレベーターの利用をゲストや関係者のみに制限して、宿泊施設のセキュリティを強化する「AdvaNceD IoTエレベーターコントローラー」の販売を6月13日に開始した。「AdvaNceD IoTエレベーターコントローラー」は、同社の販売する「AdvaNceD IoTスマートチェックインシリーズ」と連携しての利用も可能だ。
宿泊施設の無人化や省人化運営が注目される中で課題となるのが、ゲスト以外の人が不正に施設内に入り込んでしまうことを防ぐためのセキュリティ強化。そこでデバイスエージェンシーはエレベーターの利用や停止階を制限することで、ゲスト・関係者以外が館内や宿泊階へ侵入することを防ぐことのできる「AdvaNceD IoTエレベーターコントローラー」を開発した。
「AdvaNceD IoTエレベーターコントローラー」はセルフチェックインシステムの「AdvaNceD IoTスマートチェックイン」と連携して、エレベーターの利用や停止階を制限出来る。ゲストはチェックイン時に発行されるルームカードキーや暗証番号を利用してエレベーターを呼び出すことが出来るようになる。「AdvaNceD IoT エレベーターコントローラー」単体でも利用できる。
利用料金は初期費用として、システム初期設定費用が40万円(税抜)/施設。制御システム/タッチパネル設置費用が30万円(税抜)/タッチパネル。※別途エレベーター工事会社に支払う工事費用が発生。月額費用は、システム利用料が9800円(税抜)/施設となる。