2022年04月26日 10:00

新潟市新しい観光スタイル推進協議会は、地球の歩き方及びアイ・シー・ネットの協力のもと、修学旅行などで活用できる体験プログラム「新潟市で学ぼうSDGs」を構築した。
新潟市と民間企業・団体で構成される「新潟市新しい観光スタイル推進協議会」は、コロナ禍において増えている同市への修学旅行需要を捉え、修学旅行誘致を推進している。今回その一環として、新潟市で学べる教育旅行用プログラムを構築した。同プログラム構築にあたっては、学研ホールディングスのグループ会社で観光ガイドブックの制作など地域資源の掘り起こしのノウハウを持つ地球の歩き方と、開発途上国などで人材開発などを行うソフト系ODAコンサルティング事業の実績から、SDGsの達成に資する教育プログラムの企画開発運営を行うことのできるアイ・シー・ネットが担当している。
同プログラムは中高生を対象とし、SDGsに取り組むことで、新学習指導要領に対応した主体的・対話的な深い学びを提供できるよう現地での体験及び事前・事後学習を含んだものとなっており、学習に必要なワークシートなども用意した。同プログラムは「芸妓文化」「踊り文化」「地域の交通」「水辺環境」「食と農」の5つをテーマとしている。地域の文化・歴史的な背景を内包していること、さらに地域の20以上の企業・団体がプログラムの提供に関わっており、地域性の高いプログラムとなっていることから、全国的にもユニークな取り組みであると考えている。