2022年04月05日 12:53

キャディは、製造業の受発注プラットフォーム「CADDi(キャディ)」の本格的なグローバル展開のため、同社初の海外現地法人をベトナムに設立した。

「CADDi」は、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、多重下請けピラミッド構造から「強み」をベースにフラットに繋がる構造へと変革する、製造業の受発注プラットフォーム。産業機械装置メーカーやプラントメーカーを対象とし、板金・切削・製缶などの特注部品で構成される装置・プラント一式の一貫生産を担う。独自開発の原価計算アルゴリズムに則った自動見積もりシステムにより、品質・納期・価格が最も適合する加工会社の選定を可能とする。製造業全体のDXをグローバル規模で牽引するプレイヤーとして、複数業界を横断した受給のリバランスを図り、調達だけに留まらないバリューチェーン全体の最適化を実現する。

同社は直近の大幅な案件増加による物流対応強化のため、関東・関西の品質管理センターに加え、福岡、山梨、岐阜の3箇所の地方拠点の新設も1月までに完了している。好調な事業成長を今後さらに加速させていくため、今回同社初の海外現地法人をベトナムに設立し、本格的なグローバル展開を図っていく。ベトナムは製造業におけるポテンシャルも高く、優秀なエンジニア人材も多く輩出する成長著しい国の一つ。現地サプライヤーとの提携による生産体制の大幅強化を行うと同時に、エンジニアを中心とした現地採用を本格化し、年内にベトナム法人で40名体制の構築を目指す。

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