2022年03月16日 12:55

バッグブランド「FUMIKODA(フミコダ)」を展開するFUMIKODAは、「第1回 FUMIKODA エコバザー」を実施した。不要になった女性用のビジネスウェアをFUMIKODAの顧客から譲りうけ、FUMIKODAショップで1点1000円にて販売。売上金・寄附金の全額は、NPO法人キッズドアに寄付された。

キッズドアによると、日本の貧困家庭の多くはワーキングプアで、世界から見ても特異な状況だとか。特にシングルマザー世帯のひっ迫は著しく、その根には、女性の正規雇用の難しさというジェンダー問題があるという。

女性のひとり親であるということが、雇用する側にとっては「会社に安定した時間を割けない」というマイナスの条件となって、正規雇用を難しくしている。結果、女性たちは非正規雇用の仕事をかけ持ちし、かえって家庭にかける時間が少なくなるという悪循環が生まれる。その状況に、コロナが追い打ちをかけた。

FUMIKODAのクリエイティブディレクター・幸田フミさんもシングルマザーとして子育てを経験しており、他人事では無いと感じたという。ブランドデビュー5周年に実施した「チャリティープロジェクト」のあともひとり親家庭への支援を継続するため、今回のエコバザー開催を決定した。今回のバザーの開催は2月2日~27日、集まった支援金は6万7040円となった。詳しくはこちら