2022年02月01日 12:02

Slow Farmは、農園内に直営のパティスリー「Slow Sweets」を2月17日にオープンする。
Slow Farmは、2020年1月に川崎市麻生区早野にオープンしたイチゴ農園。遊休田となっていた場所を有効活用し温室ハウスを建設して始まった。現在約2900平方メートルのハウスでイチゴを栽培し、採れたての完熟イチゴにこだわり、現地での販売・イチゴ狩りを行なっている。
パティスリー「Slow Sweets」では、プロのパティシエが、採れたての完熟イチゴを贅沢に使って生菓子・焼菓子を作る。原料として使われるイチゴは100%自社農園で生産。今まで廃棄してしまっていたイチゴ等が有効活用されこだわりの焼き菓子となる。イチゴの時期(12月~5月)はイチゴを主体としたメニュー。イチゴが収穫出来ない時期は、地場産の果樹・食材を使って、味・香り・栄養価の高い新鮮な商品を作る。
Slow Farmは生産者として、持続性のある農業を目指している。その一環がフードロス削減だ。消費者側でのフ ―ドロスに目を向けられるが、生産側で発生するフードロスも取り組むべき課題と考える。主に焼き菓子の原料となっているイチゴは、廃棄されるイチゴが含まれている。イチゴは傷みが早い為、傷がついた後の再利用はなかなか難しい食材。Slow Farmは厨房が農場内にある為、そういった廃棄されるイチゴを無駄なく再利用する事が可能となる。