2022年01月19日 12:08

世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)は、「書き損じはがき回収キャンペーン」を実施している。

JCVの活動は「もったいない」という想いと深いつながりがある。1994年の創設当時、JCVの活動は使用済みテレホンカードや未使用切手など、捨てるには「もったいない」モノの回収から始まり、今では書き損じや未使用はがき・切手、使用済み切手、ペットボトルキャップの回収に拡大し、途上国でワクチンを待つお父さん、お母さん、そして子どもたちの笑顔を守ってきた。

「書き損じはがき回収キャンペーン」では、例えば、余ってしまった未使用のはがき10枚(約400円相当の寄付)でポリオワクチン20人分、はがき25枚(約1000円相当の寄付)ではポリオ、はしか、おたふくかぜ、風疹、結核、ジフテリア、百日咳、破傷風のワクチンと注射器、子ども1人分の支援を途上国の子どもたちに贈ることができる。2020年には373万9986円分の未使用はがき・切手の支援が集まり、JCV支援国のひとつ、ラオスで1年間に生まれる全ての赤ちゃんに接種できる、約18万7000人分のポリオワクチンを贈ることができた。同キャンペーンを通して、あらためて人々に「もったいない」が「誰かの役に立つ」ことを知ってもらい、できるだけ多くのワクチンを支援国に贈り、一人でも多くの子どもの笑顔を守りたいと思っている。

期間は1月17日〜3月31日(キャンペーン期間終了後も受付)。

キャンペーンページ