2021年12月10日 19:20

Liquitousは、高知県土佐町と、オンラインの参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid(リクリッド)」の実証事業を開始する。
「Liqlid」は、Liquitousが独自に開発した「じっくり話して、しっかり決める」がコンセプトの、対話・熟議に基づく参加型合意形成プラットフォーム。Webアプリケーションとして、「アイデアを出す」「共同で文書を作り上げる」「意向調査を行う」「結果が表示・保存される」という段階を一貫して実行。
各段階で、積極的にアイデアを投稿したり、共同で文書を作る過程で修正の提案をしたり、「いつでも、どこでも、誰でも」参加できるシステム設計に基づいている。プロジェクトへの積極的な参画から、負担感の軽い参画まで、個々のニーズに合った形で参画することが可能。住民と行政との双方向のやりとりの上に成り立つ、形式だけにとどまらない参画・共創を実現する。
Liquitousは、「ひとりひとりの個性を最大化することが、まちの持続可能性となる」を総合計画で謳う土佐町の姿勢に強く共感。「町に暮らす『住民全員』の考えを地域全体に向けて可視化する仕組み」として、「Liqlid」の実証事業を行うこととした。「Liqlid」を用いた実証事業は、四国エリアでは初。Liquitousは今後、土佐町と関わりのある人とともに、同社が独自に開発する参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」を活用し、参加型の実証事業を行っていく。