2021年12月09日 19:00

JTBは、12月9日より、トヨタ・モビリティ基金、矢崎総業、トヨタレンタリース沖縄と交通事故削減および地域活性化を目標に事業連携。沖縄県におけるレンタカー安全運転を心がけた優良ドライバーに対し、那覇空港で利用できるクーポンを渡し、地域貢献できる仕組みづくりの実証実験を、沖縄県にて開始する。
レンタカーでの観光が主流となっている沖縄県や北海道では、コロナ禍以前は、国内外からの旅行客によるレンタカー運転中の事故、交通渋滞が地域の課題となっていた。こうした地域課題に対し、業界を越えて4社が連携することにより、交通事故の未然防止と地域活性化を目指す。
本実証実験では、レンタカーの走行データやインタラクティブ動画を活用した注意喚起をはじめ、安全運転を心がけた利用者に、那覇空港にて利用できるクーポンを渡す。地域内消費額の向上を狙うなど、旅先での楽しい安全運転を促進する事が地域貢献につながる、今までにない新たな仕組み。本実証実験にて蓄積したデータは、アフターコロナにおいて増加が見込まれる訪日外国人客の安全運転支援にも役立てることとしている。期間は12月9日より2022年5月31日(予定)まで。
JTBは、本実証実験に至るまでに、ANA FESTA、JALUXエアポート等、事業者との連携を図ってきた。今後は、本実証実験を通じ、アフターコロナで想定される訪問客による交通事故、交通渋滞に起因する地域課題の解決によりいっそう取り組んでいく。