2021年11月12日 09:34

エアロエントリーは、DJI公認ドローン保険制度にて「ドローンサイバー保険」オプションの取り扱いを開始した。

昨今、サイバー攻撃のリスクはすべての企業に広がっており、日本国内のネットワークに向けられたサイバー攻撃関連通信の件数は、2020年は2017年と比べて約3倍と大きく増加。一方、日本国内のドローンビジネスは2025年には「6468億円(2020年度の3.5倍)に達する」と期待されている。このような中、サイバー攻撃に伴う事故やドローンにて取得した情報が漏えいしてしまった場合の被害者への賠償責任を補償する保険を同社、三井住友海上火災保険の2社共同で開発した。ドローンへのサイバー攻撃や情報漏えいを補償する保険の提供は業界で初めてとなる。

DJI公認ドローン保険はのべ23万3000件の契約実績がある日本最大級のドローン団体保険制度。一般的なドローン保険やDJI賠償責任保険では支払い対象外となってしまうサイバー攻撃による事故を「ドローンサイバー保険」で補償することで、事故に遭った被害者の確実な救済が可能となった。

「ドローンサイバー保険」はサイバー攻撃による墜落など様々なサイバー賠償リスクを最大1億円まで補償。また、墜落事故だけでなくドローンにて取得した情報(機密情報や個人情報等)が外部に漏えいしてしまった場合(おそれを含みます)の被害者への損害賠償責任も最大1億円まで補償する。操作ミス等による墜落事故の賠償責任を補償する従来のDJI賠償責任保険にオプションとして年間4000円/1台から加入することができる。

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