2021年10月08日 09:49

生島社労士事務所は、10月1日、社労士業務を格安でスポットで全国対応するWebサービス「社労士Cloud」を開設した。

社会保険労務士(社労士)との契約がない中小企業から、「社労士との顧問契約が割高で加入できないが、かといって自社で社会保険手続きを行うには難しい。どう対応したらいいのか」という声をよく聞く。年金事務所の調査で、社会保険手続きを行えていない中小企業があった場合、事業主は社会保険料を2年遡及して支払うリスクがある。そうした悩みを解消する中小企業のための社会保険手続きシステム「社労士クラウド」を開発した。

「必要な社労士業を顧問料0円で使いたい放題」をキャッチコピーに誕生した新サービスは、税理士が運営する団体「一般社団法人中小企業税務経営研究協会」と、生島社労士事務所が共同で開発したWebサービスだ。予防税務調査アドバイザーや事業再生救済士、経営融資相談士、相続相談士など、税理士向け業務支援サービスを次々に提供する中小企業税務経営研究協会の、最も新しい事業となる。

事業主に、算定基礎届や就業規則、助成金、入退社の手続等の作成や加入希望があった場合、全国対応の「社労士Cloud」のWebサービスに必要な情報を入力すれば、全ての手続きがクラウド上で完結する。また、各種ある助成金についても、メルマガやセミナーを通じて最新情報を提供。さらに、自社開発のシステムおよびサーバーを利用しているため、「1手続き2800円~」で、就業規則作成も「5万円~」と業界最安値と言われる費用で利用できる。

社労士Cloud