2021年08月02日 07:26

丸新運輸は、8月1日付で社名を「LIS(リス)」に変更するとともに、副社長の岩瀬純子さんが代表取締役社長に昇格する。

丸新運輸は、2019年10月にイーソーコと資本・業務提携し、物流不動産ビジネスを取り入れた業務改革を実行中。24~25年には多目的倉庫の新社屋「LIS Terminal」建設とテナント収益拡大を予定していることから、社長の娘である純子副社長が3代目社長となり、大手の寡占化が進む物流・倉庫業での存在感の発揮と一層の発展の舵を取る。和夫社長は代表権のある取締役会長に就任する。新社名のLISは、リンケージ&レジット・インテリジェント・サービス(連携による本物の付加価値サービス)の頭文字から取ったもので、「MINATO LIS EXPRESS」の呼称、木の実を運ぶ動物のリスのロゴマークを含め、承継する。

丸新運輸は、運送会社ネットワークによる「首都圏の緊急チャーター便」や印刷物・販促品の梱包発送・発送代行を行うとともに、プライバシーマーク(Pマーク)、古物商、産業廃棄物収集運搬業、特定信書便事業認可などを取得しており、東京都港区の有力運送会社となっている。イーソーコとの資本・業務提携後は、集荷情報と物流不動産情報を同時に収集し、タブレットやスマートフォンを活用してリアルタイムで送る「物流不動産ユーティリティードライバー」を育成し、生産性を高めている。また、24~25年に建設予定の新社屋は6~7階建てで、イーソーコ総合研究所が提供する「マルチパーパスSOHKO」を施し、倉庫の生産性向上と不動産収益の拡大を両立させる都市型物流施設を計画している。

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