2021年05月12日 18:53

食品の品質を科学的に数字で証明する成分分析ブランディングは、「株式会社椎茸祭」が取り扱う原木椎茸について、品質の数値化を実施。その結果、椎茸祭の原木椎茸は国産椎茸メーカーA社の原木椎茸と比較して旨味が約150倍多いことを証明した。また、椎茸祭が取り扱う椎茸だし「oh!dashi」は、だしメーカーB社の椎茸だしと比較して、旨味が約32倍多いこと、さらに国産椎茸メーカーA社の椎茸と比較すると旨味が約5000倍多いことを証明した。

「椎茸祭」で使われている椎茸は、高知県四万十町で無農薬の伝統農法によってつくられたもの。椎茸は大きく分けて、人工的に育てられる菌床椎茸と、山の自然環境のままで栽培される原木椎茸の2種類あり、現在多くが菌床で栽培されている。しかし「椎茸祭」の椎茸はすべて原木栽培されたもの。

菌床椎茸が3~6ヵ月のサイクルで収穫できるのに対して、原木椎茸は収穫に2年~2年半かかる。さらに、菌床椎茸は人工的に栄養を与えて栽培されるが、原木椎茸の栄養は山に生えている広葉樹。山の中でゆっくりと時間をかけて育った椎茸は、風味と香りの豊かさがまったく違うという。

また椎茸にもトマトやイチゴのように種類があり、菌種によってその味わいは変わる。全国には現状数百種の椎茸の菌種があるといわれているが、「椎茸祭」が選んだのは240という菌種。この菌種は、甘みがありすっきりとした優しい味わいで、椎茸臭さが控えめなので椎茸が苦手な人も食べやすいのが特徴。詳しくはこちら