2020年11月26日 17:53

フットケア専門店「ドクターネイル爪革命(R)」を運営する「在宅医療マッサージ」では、介護施設に親が入所している男女を対象に、「コロナ禍での高齢者施設の実態と家族の心配事」に関する調査を実施した。

まず、「新型コロナウイルスの感染拡大以降、入所している親との面会頻度は変わったか」と質問したところ、7割以上が「著しく下がった(72.1%)」と回答した。「やや下がった(13.6%)」を含めると、実に8割以上が面会頻度が下がったことが分かる。面会制限が設けられて困っていること・心配なこととしては、「面会ができない間に自分を忘れてしまわないか心配(40代/女性/大分県)」「親が生活している部屋へ入れないので、不足の品がタイムリーに把握できない(50代/男性/神奈川県)」などの声が寄せられた。

「コロナ禍で入所している親はストレスを抱えていると思うか」と質問したところ、「非常に大きなストレスを抱えていると思う(25.3%)」「多少のストレスを抱えていると思う(47.2%)」との回答となった。

「感染拡大前と同様のケアサービスを受けられているか」との質問には、2割以上が、「ケアサービスが低下している」と感じていた。その理由として、「整体師さんが入れなくなったりしたり、週一度のデイサービスにも行けなくなった(50代/女性/大阪府)」「ヘルパーの対応が減少気味(60代/男性/神奈川県)」などの声があった。