2020年01月31日 16:38

アスクルは、同社が一棟賃借して運営を行う物流拠点「ASKUL三芳センター」を1月末に竣工する。

ASKUL三芳センターは、所沢ICより約4.5km(約10分)に位置し、国道254号線・463号線へのアクセスもよく、首都圏への物流拠点として好適な場所に立地している。今後は、BtoB事業の在庫商品のTCセンターとして活用し、全センターの在庫配置の効率化による売上高拡大を目指すとともに、東日本のロジスティクス(3PL)事業の拠点としても活用していく予定だ。

ASKUL三芳センターは、東急不動産により旧ASKUL Logi PARK首都圏(ALP首都圏)を建替えたもので、9月以降の本稼働を予定している。また、ALP首都圏の火災を踏まえ、東急不動産の協力のもと総務省消防庁・国土交通省のガイドラインに基づき、防火・防災対策を強化(予作動式スプリンクラーの設置、断路器設置による感知器短絡の局限化措置、消防隊進入口の増設などを実施)している。近隣の人々からの意見も踏まえ、埼玉県指定旧跡「三富新田」の景観と調和の取れた外観デザイン、近隣の畑作物に悪影響のない植栽計画、遊歩道の設置、近隣農地への光漏れが少なくかつ虫の寄らない照明計画、大型車両が敷地入口の道路で滞留しない動線計画等、地域の人々と共生していく物流センターの実現に取り組んでいる。

所在地は、埼玉県入間郡三芳町上富1163番他。竣工は1月末、稼動開始は9月(予定)。

アスクル