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2025年04月25日 19:37

国際協力NGOジョイセフは、アフガニスタンの子どもたちに、日本での役目を終えたランドセルを贈る「思い出のランドセルギフト」事業を実施している。この度、ランドセルの寄贈者と支援企業、マンスリーサポーター(ジョイセフフレンズ)、100名のボランティアを募集。6月7日に全国から集まったランドセル5000個を一斉に検品する。

アフガニスタンでは、2021年8月からタリバン暫定政権下になり4年が経とうとしている。2022年12月以降、女性は高等教育を受けることができなくなった。現在、実質的にアフガニスタンの女性の教育の機会は小学校の6年間のみ。さらに2024年12月には、例外的に認められていた女性の医療教育機関への通学さえも禁止に。アフガニスタンの女性医療従事者の深刻な不足と、女性たちの命と健康が脅かされることへの懸念の声が世界中から上がっている。

ジョイセフは女の子たちが唯一学ぶことができる小学校で、ランドセルと学用品の配付を継続しながら、アフガニスタン政府や地域住民に対し、女子教育支援の重要性を訴え続けている。

今回のイベントを通してアフガニスタンの問題や、日本では報道されないアフガニスタンの魅力や実情を参加ボランティアに共有。アフガニスタンをはじめとする社会課題を変えていくために私たちに何ができるのか、共に学び考えながら、5000個のランドセルを大切に検品する。詳しくはこちら