「ホテルメトロポリタン 盛岡」は、盛岡市景観重要建造物に指定されている「徳清 邸宅」でのロケーションウエディングフォトプラン「徳清物語」の販売を開始する。

かつて盛岡城の敷地内の勘定奉行所として利用されていたと伝わる建物から成る「徳清」。「徳清」を保有する佐藤家は、寛文年間（1660年代）畳屋を創業、醸造業や米穀商を経て南部藩の御用商人となり、明治期には銀行業・貨物船業等々を通じ地域経済・金融界を支えた。

明治7年盛岡城の廃城に伴い、一部建物の払い下げを受け、これをもとに明治20年、9代目・佐藤清右衛門氏によって現「佐藤家邸宅」となる母屋が建設された。南部家の御殿座敷として使われていた可能性のある一室を有するこのお屋敷は、優美で重厚な土壁（白漆喰塗）や屋根瓦葺が特徴的で、移築された現在は、盛岡市景観重要建造物に指定されている。

約130年経った現在でも、盛岡城の勘定奉行所として利用されていたと伝わる建物や南部家の御殿座敷として使われていた可能性のある一室のほか、歴史ある美しい調度品が大切に保存されている。

このたび販売されるプランは、一般非公開の貴重な建物で、一生の記念に残る特別な一枚を撮影できる特別プランとなっている。価格は和装プラン 26万4000円（税込）、洋装プラン 19万8000円（税込）。土日祝日は追加5万5000円（税込）。詳しくはこちら。