2025年04月25日 12:47

MUJI HOUSEは、無印良品の家「木の家」平屋エディションを4月25日より販売開始する。
吹抜けがある開放的な一室空間で、住まい手が思うままに住まいを「編集」する。そんな自由な発想を木造住宅でかたちにした、「無印良品の家」第一弾が「木の家」。強度が安定した構造用集成材によるSE構法を採用。大きな開口部と深い庇がある、箱のようなすっきりとした外観を持ち、太陽光と通風を最大限に活用する、環境負荷の少ない合理的な考えで設計された。
国土交通省の「建築着工統計調査」によると、新築住宅の7件に1件が平屋であり、住宅着工棟数が減少している中でも平屋の需要は拡大している。テレワークや多拠点居住などの住まい方、働き方の変化、また家族の形のあり方の変化が、平屋の需要拡大の要因の一つとも言われている。同社では、その需要に対応した商品として、2019年9月に平屋商品「陽の家」の販売を開始。「陽の家」は、自然に溶け込む解放的な商品であることから、郊外でのニーズが中心となっている。
一方、2024年に同社で実施した「みんなで考える理想の平屋プロジェクト」において、市街地にて単身や夫婦でコンパクトに暮らしたいというニーズも高いことがわかった。この結果も受けて、平屋での暮らしの裾野を広げていくため、従来の「木の家」の特長を活かした平屋エディションの開発を進めてきた。「木の家」の特長である、間仕切りのない開放的な空間、高いメンテナンス性はそのままに、コンパクトな暮らしを求める層に向けた平屋商品として提供していく。