2025年04月22日 12:47

ヤマハ発動機とグロービスは、新規事業創造を担うリーダーの育成を目的とした研修プログラムを開始した。
近年、グローバル市場での競争激化や技術の急速な進化に伴い、既存の枠を超えた新規事業創出が求められている。また、気候変動やSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを通じ、企業が社会的責任を果たしつつイノベーションを実現することへの期待も高まっている。
本プログラムは、異なる業種の参加者との連携や視点の共有を通じて、イノベーションを創出できるリーダーを育成することを目的としている。参加者には、他業界の成功・失敗事例や多様な視点を学び、問題解決能力や新規事業推進に必要な判断軸を身に付けること、また、自社の枠を超えたコラボレーションを促進し国内企業のイノベーションをリードしていく存在となることが期待される。プログラム内容は、顧客視点体験、現代アートセッション、スタートアップ企業や有識者の講演、事業開発ナレッジの理解確認、新規事業の質の高い判断軸を作るためのグループディスカッション、等。
本プログラムによって次世代リーダーを育成し、日本国内の企業における新規事業開発を加速させることを目指す。ヤマハ発動機とグロービスが共同でプログラムの企画・設計を行い、ヤマハ発動機、花王、小野薬品工業、セガサミーを含む11社から、新規事業開発を担う社員が参加する。
実施期間は3月~8月(月2・3回実施予定)。会場は、横浜シンフォステージ(みなとみらい)を中心に、都内各所。