2025年04月21日 16:07

新東工業はエイジェックと、スポーツ・健康分野における科学的な分析の推進を目指し連携を進めていくことを決定した。今回の協業では、新東工業が持つ6軸力覚センサの技術を活用した地面反力計「フォースプレート」とエイジェックが持つ人材育成のノウハウやスポーツ科学施設を融合。スポーツ振興・健康促進に繋がる新たな事業に協同で取組む。

その第一弾として、エイジェックスポーツ科学総合センターに新東工業製のフォースプレートを導入し、すそ野の広いデータ測定を実施。測定データを基にしたコーチング・教育資格プログラムの確立を目指す。新たに開発する地面反力計フォースプレートは、人の動き、重心の移動、床面への力のかかり具合などの測定が可能。スポーツやリハビリにおける動作解析分野での展開を行っていく。

これまでのフォースプレートでは、高精度な測定を実現する為に本体質量が増加し、設置や取り扱いに大きな課題があった。これに対し6軸の力データを活用し、独自のアルゴリズムにより分析する事で、質量を増加させることなく、軽量で高精度の測定が可能となる。

これにより、プロだけでなくアマチュアへの使用拡大はもちろん、スポーツだけでなく健康領域での活用も期待される。今回の取り組みを通じて、エイジェックが持つ人材育成のノウハウを活かし、フォースプレートの活用拡大によるスポーツ・健康データの活用に取り組んでいく。