2025年04月21日 12:52

熊本地震震災ミュージアムKIOKUは、震災の記憶を未来へつなぐ活動の一環として、地元のクリエーターの作品を使ったオリジナルノート「KIOKUのノート」を発売した。
KIOKUは、2016年熊本地震の記憶と教訓を後世に伝えるべく、熊本県が整備するフィールド型ミュージアム「記憶の廻廊」の中核拠点となる体験・展示施設。2023年7月の開館以降、10万人を超える人が来場している(熊本県が設置した本施設を、地元のみなみあそ観光局・あそ望の郷共同体が指定管理者として管理・運営。本商品はその構成団体である、みなみあそ観光局が販売元となる)。
「KIOKUのノート」は、熊本で活躍する画家、グラフィックデザイナー、フォトグラファー、イラストレーターなど、10名のクリエーターがそれぞれの視点で制作した「FLOWER」のアートワークを、ノートブックの表紙にデザイン。美しいアートワークとともに、かけがえのない「記憶」を書き留めるための特別な一冊として仕上げている。印刷製本は益城町に工場のある城野印刷所が手掛けた。このノートブックの収益の一部は、熊本地震の伝承活動および施設運営に役立てられる。
価格は400円(税込)。販売場所は熊本地震震災ミュージアムKIOKU館内ショップ。販売開始日は4月11日。