2025年04月17日 15:42

三和建設と岩瀬コスファは、熱中症予防を目的として手軽に塩分補給ができるゼリー「ゼネコンがつくったしおゼリー」を2025年度は4月21日から販売開始する。
厚生労働省によると、建設業における熱中症による死傷者は2020-2024年で949人、うち死亡者は52人だった。業種別にみると、ともにもっとも多い数となっている。建設業界において、熱中症対策は喫緊の課題だ。工場建設を機に、担当者同士の何気ない会話からうまれた「ゼネコンがつくったしおゼリー」は、2020年最初は三和建設の自社現場向け、熱中症対策アイテムとして開発された。
2021年4月、事業内容・定款に「13.菓子の販売」が加わり、しおゼリーのEC販売を開始。それから5年、累計180本を売上げ、今では一般の顧客からも「昨年度の夏から生徒に試合前、ハーフタイム、合宿時の時に食べさせてます。熱中症が出なくなりました」「糖尿病の為、糖類の塩分補給ゼリー等は食べられませんでしたが、この塩ゼリーは糖質が少ないので食べられます」など、多くの家庭にとって夏になくてはならないアイテムとして成長している。
2024年までは生産体制の都合により、夏場には一部の味が品切れとなるなど不便をかけていた。今年からはGMP認定工場へと生産拠点を移したことで、より安心・安全な品質管理のもと、安定した供給と増産が可能となった。暑さ対策が本格化するこれからの時期にも、しっかりと届けられる体制を整えている。
価格は(内容量1Kg)5400円(税込)。送料は一律600円(2袋以上で送料無料)。