2025年04月16日 15:42

長野県北安曇郡の小谷村(オタリムラ)は、5月3日に「第46回 塩の道祭り」を開催する。
江戸時代、塩や海産物を新潟県糸魚川市から長野県松本市へと運んでいた約120kmに及ぶ千国街道、通称「塩の道」。この歴史ある街道の一部を実際に歩き、かつての物流文化や集落の営みを肌で感じられるのが、「塩の道祭り」。参加者は、かつて歩荷(ぼっか)や牛馬が往来した約9kmのルートをたどりながら、山あいに広がる風景や沿道のふるまい、地元住民との交流を楽しむことができる。
歴史ある「塩の道」を歩きながら、文化と自然を五感で味わえる本祭りは、毎年県内外から約3000人が参加する人気の恒例行事。今年は衣装レンタルや音声ガイドといった新たなサービスが加わり、より深く楽しめる内容へと進化する。
貸衣装は2種類を用意しており、どちらも当時の雰囲気を感じられるこだわりの衣装となっている。募集開始直後から多くの申し込みがあり、当日の衣装レンタルはすでに予約で満員となった。なお、塩の道イベント終了後も「旅姿衣装レンタル」サービスは継続予定。
また、塩の道祭りの写真をInstagramに投稿することで参加できる、豪華賞品が当たるキャンペーンも実施。小谷村の歴史と風景を、より多くの人に楽しんでもらえる企画となっている。開催は5月3日。受付時間は8時~9時30分。受付場所は下里瀬(くだりせ)基幹センター周辺。参加費無料・予約不要。詳しくはこちら。