2025年04月16日 12:10

アサヒユウアスは、長島観光開発と共創し、ビール製造工程で発生する副産物であるビールかすを活用したリユースカップ「森のタンブラーNagashima Resort」を共同開発した。

「森のタンブラー」は、使い捨てという消費行動自体を変革することを目標とし、使い捨てしない飲料容器として2019年に誕生したリユースカップ。ビールを注ぐ場合、原料由来の細かな凹凸がきめ細やかな泡をつくるため、ビールをよりおいしく楽しむことができる。これまで同社は地域の特性や共創パートナーのニーズに合わせ、活用されていない地域の素材を使ったオリジナルの「森のタンブラー」を開発してきた。

「森のタンブラーNagashima Resort」は、長島観光開発が運営する三重県桑名市のナガシマリゾート内、なばなの里長島ビール園で製造するクラフトビールのビールかすを30%使用している。ビールかすとは、ビールの仕込工程において麦汁をろ過した際に残る麦芽の固形物。これまでなばなの里長島ビール園では、使用済のビールかすを廃棄していた。資源活用について模索していた長島観光開発がアサヒグループに相談した結果、アサヒユウアスはこれまで培った知見を生かし、ビールかすを使った「森のタンブラー」を5000個製造した。タンブラーにはなばなの里長島ビール園のイラストが描かれている。

価格は1200円(税込)。販売は4月18日から(数量限定)。場所は、ナガシマリゾート内の各施設。

アサヒユウアス / ナガシマリゾート