2025年04月16日 09:05

大和自動車交通は、グループとしての車両供給体制の強化および乗務員の新たなキャリアパスの創出を目的として、個人タクシー事業者との業務提携を開始した。
大和自動車交通の乗務員が個人タクシーとして独立し、「大和提携個人タクシー」として営業を開始。これは大和自動車交通として初の取り組みとなる。
4月14日、大和自動車交通本社にて「大和提携個人タクシー出発式」を執り行った。式典には、代表取締役社長の大塚一基さん、タクシー事業統括部常務執行役員の小山哲男さんらが出席し、個人タクシーとして開業する「林タクシー」の林さんに、これまでの尽力への感謝と今後の活躍を祈念し、花束を贈呈した。その後、林さんによる挨拶ののち、社長をはじめとする多くの仲間に見送られながら、晴れやかに出発した。
「大和提携個人タクシー」制度は、乗務員の自分らしい働き方の実現に助力できるよう、乗務員のライフプランに応じた新たなキャリアの選択肢として新設したもの。多様な価値を持った人材が活躍する中で、モチベーションの向上や新たな人材の確保にもつながることが期待される。
大和自動車交通では、毎年おおよそ30名の乗務員が個人タクシーの開業のため独立している。今後はこうした人材と改めて業務提携を結び、彼らの営業基盤を保証する一方、大和自動車交通としても乗務員にグループ内で豊富な経験と高品質なサービスをもって力を発揮してもらうことで、総合的な「大和ブランド」の強化に努めていく。